パソコン活用研究ラピュタへの道(アセンブラ、DOS、Windows、旧型PCの活用研究)

PAINTの小技

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Windowsに標準添付のPaint。こんなんで何か描けるんか、と思いつつ早10年。
皆さんも何度かはチャレンジして挫折しているかと思いますが、マウスを使って「鉛筆」や「ブラシ」
ツールで、フリーハンドのお絵かきをするとなかなかこれは難易度が高いです。
思ったとおりの絵は描けません。おじさんも、パソコンでお絵かきは無理だなあと思っておりましたが、
パソコンにはパソコンなりのやり方があるらしく、パソコン独特の小技を効かせると、それなりに
描けたりすることがわかりました。
たかがPaintされどPaintですねえ。
ということで、Paintを使ったお絵かきにチャレンジしてみました。

では、ブドウを描いてみましょう。
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1  ブドウの実を作る

Windows(というかパソコン)の得意とするところのひとつははカット&ペースト
ブドウの実のようにたくさん使いまわすパーツは、基本パーツを1個作ってカット&ペーストで
いきましょう。これこそ、パソコンを使ったお絵かきの便利小技のひとつ。

(1)まず楕円ツールで紫の円を1個つくります。



(2) 紫の円をカット&ペーストして2つ複製します。
   (カット&ペーストは次のブドウを描くを参照して下さい)
(3) エアブラシで少し明るい紫を散らして、明るいブドウと暗めのブドウのパーツを作ります。
    このエアブラシが、パソコンお絵かきの場合、なんとなくそれらしさを醸し出すのに
    便利です。納得するまでパーツを作ってみて下さい。



2  ブドウを描く

適当に枝を描いたら、その上に「選択ツール」を使いブドウの実のパーツをひたすらカット&ペーストします。
この時、背景色透明を選択して下さい。背景色の部分(ここでは白)は透過します。
背景色不透明を選ぶと、実の周囲の背景色(白)の部分も一緒に貼り付いて、下の絵をつぶしてしまいます。




3 完成

明るい実のパーツと暗めのやつを適当に配置して、ブドウらしくして下さい。
それらしくなりましたか。

最後にちょっと斜め楕円の背景をつけてみました。
斜め楕円は以下のように作りました。
(1) 黄色の楕円を描く
(2) 「変形」−「伸縮と傾き」を選択し、「傾き」の垂直方向を15°で変形
    その後、「変形」−「反転と回転」を選択し、「水平方向」で変形
ここら辺の変形ツールもPaintにはシンプルなものしかありませんが、まあそれなりに楽しめます。


その後、ブドウ全体を選択ツール(背景色透明)で黄色の変形楕円の上にカット&ペーストします。



4 「元に戻す」という小技あり
最後に、「あっ、失敗した」と思ったら、「編集」−「元に戻す」を選択し、1個前の状態に戻しましょう。
これもパソコンならでは強力な小技ですね。

まあ、Paintを使うとなると、限界はあるでしょうが、かなりのことができます。
参照サイト ペイントで描く簡単イラスト講座


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