パソコン活用研究ラピュタへの道(アセンブラ、DOS、Windows、旧型PCの活用研究)


HyperTerminal120%活用その2

ハイパーターミナルは、Telnet接続クライアントとして、パソコン通信に利用することができます。
ハイパーターミナルでパソコン通信を利用する方法についてまとめてみました。

1 ハイパーターミナルの起動と設定

まずは、インターネットに接続されている状態で、パソコン通信を利用する方法についてです。

(1) 起動
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ハイパーターミナル(プログラムアイコン)」を選びます。

WindowsXPの場合は、「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ハイパーターミナル(プログラム
アイコン)」を選びます。

「ファイル」−「新しい接続」を選択すると「接続の設定」ダイアログが開きます。
「名前:」に適当な名前をつけ、アイコンを選択します。


(2) 設定

画面が電話番号の情報などを入力する画面に切り替わりますので、「接続方法」欄で「TCP/IP(Winsock)」を選びます。

図1

画面全体が切り替わりますので、以下の入力をします。

ASAHI-NET NIFTY
ホストアドレス asahi-net.or.jp r2.nifty.ne.jp
(Niftyのアクセスポイント経由の場合は、hrt2.nifty.ne.jp)
ポート番号 23 23
接続方法 TCP/IP (Winsock) TCP/IP(Winsoc)


2 パソコン通信に接続
(1) Nifty Serve

上記の「接続の設定」でOKを押すと、Niftyに接続開始され、いくつかIDとパスワードの入力を求められます。
ENTER Connection ID --> SVCと入力します。
ENTER User ID --> NiftyのIDを入力
ENTER Pasword --> パスワードを入力

これで、Nifty Serveが利用できるようになります。(もちろんNifty会員のみ)
Nifty Serveの基本コマンドは、以下の通りです。
TOP Nifty Serve TOP画面に移行する
OFF Telnetコネクションを切断し、Nifty Serveからログアウトします。(インターネット接続は継続される)
他のコマンドは各自調べて下さい。

なお、Nifty Serve はTTY無手順での通信のようなので、ハイパーターミナルの「ファイル」−「プロパティ」を選択し
「エミュレーター」は、TTYを選択しておくといいと思います。





接続開始から終了までの一連の流れは以下の通り。

Enter Connection-ID  --->SVC

 Enter User-ID  --->********

 Enter Password --->

ようこそNIFTY SERVEへ
  Copyright (C) 2003
 by NIFTY Corporation
 All Rights Reserved

前回LOG OUT 03/12/21    17:55:40
−−メールが89通届いています(未読分30通)−−

今週のお知らせ    NEW

   1  AP停止及び電話番号変更のお知らせ
   2  【重要】全国一律どこからでも「@niftyアクセスナンバー」開始!
      = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
   3  先週までのお知らせ  (OLDAN)
番号またはコマンド (改行でトップメニュー)
>top
 
 
NIFTY SERVE     TOP
 1. サービス案内・検索               2. 電子メール
 3. 掲示板/コミュニケーション       4. チャット
 5. フォーラム/ステーション        6. ニュース/スポーツ/天気予報
 7. 企業/経済/人物/行政           8. 科学/技術/翻訳
 9. 書籍/教育/就職                10. 趣味/旅行/生活/ボランティア
11. 占い/クイズ/ゲーム/アニメ    12. ワープロ/コンピューター
13. ショッピング                    14. 海外データベース(INFOCUE)
15. コンピュサーブコーナー          16. ビギナーズコーナー
17. インターネット                  18. アット・ニフティ
 E. 終了
>OFF
 
 
        LOG IN  −−− 03/12/27    12:52:12
        LOG OUT −−− 03/12/27    12:54:29
 
 ご利用時間は、 02分17秒でした。
 ご利用誠にありがとうございました。
                          


(2) ASAHIネット
ASAHIネットでは、「UserID:」でユーザID、「Password:」でパスワードを入力すると、ASAHIネットの会議室・掲示板に
接続します。会議室・掲示板のトップメニューが表示された状態で、99を入力し改行を押すと終了します。
会議室・掲示板終了後すぐに回線が切れます。


3 ログの取得


受信データのログを取りたいときは、以下のようにします。「転送」−「テキストのキャプチャ」画面の「ファイル」欄にログの
ファイル名を入力します。ログファイルを保存するフォルダを変更したい場合は、「参照」ボタンをクリックして、ログファイル
の保存先フォルダを選択します。



4 ハイパーターミナルでダイヤルアップ接続
ハイパーターミナルで、パソコン通信のアクセスポイントにダイヤルアップして、そのままパソコン通信を利用する
ことも可能(まだ可能なはず)です。
図1の接続の設定の接続方法でmodemを選択し、アクセスポイントの電話番号を入れれば、昔ながらの方法で
パソコン通信が利用できます。(確かめてませんが)


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