インターネット&PC120%活用:インターネット活用編


VRMLの紹介

1 VRMLとは
Web上で3Dアニメなどを実現する方法は各種ありますが、比較的利用しやすいもののひとつに
VRML(Virtual Reality Modeling Language)があります。
VRMLはPC上で3D空間を表現する、一種のプログラム言語です。
まずは、下の簡単な例でVRMLをあそんで見てください。下の例は単純な立方体です。
まずは、ぐるぐる回転してみて下さい。
(2 で紹介する、VRMLブラウザーがプラグインとしてインストールされている必要があります)

 

VRMLサンプル

2 VRMLの利用とVRMLビューワーの入手

VRML用のブラウザーはいくつかありますが、
Cosmo Player(Silicon Graphic http://www.sgi.com/ ネスケにプラグインとして付属。今は提供社が
変っている?)

VRML2.0 ビューワー (Micro Soft http://www.microsoft.com/ IEにプラグインとして付属
But、IE5.0以降は提供してないようです。念のためMicro SoftのサイトでI.E.4.0の追加コンポーネントとして
探してみて下さい)
あたりが利用しやすいものです。それぞれのサイトを探して見てください。
VRMLブラウザー単独で利用することもできるし、プラグインとしてWebブラウザー上で使うことも
できます。(上記の例)

また、IE4.0には付属でVRMLビューワーがついているはずです。IEのインストールの時に
VRMLビューワーをインストールすることができます。また、後から単独でインストールできるように
なっていることもあります。各種雑誌、書籍の付録のCD-ROMから簡単に入手できますので、
是非インストールして楽しんでみて下さい。(IE5.0以降には提供されていないようです)

上記は相当古い話になってしまいました。
最新情報。現在Cosmo Player はバージョン2.1がCosmo Playerからダウンロードできます。
Cosmo Playerは定番のVRMLビューワーで使いやすいビューワーすが、既に開発は終了しており仕様的には
少々古いものになります。

新しいVRMLビューワーとしては、BS Contact VRML はVRML2.0の後継規格であるX3Dにも対応しており、
バージョン6.2以上はDirect9をサポートしており、表示もワイヤーフレーム表示ができたりと、Cosmo Playerより
機能は進化しています。

VRMLブラウザーの紹介というページにその他のビューワーもいろいろ紹介されています。

3 VRMLビューワーの使い方(概説)
●VRML2.0ビューワーの操作方法を簡単に説明します

◇Wボタン(Walk) 視点が水平面場で前後左右に移動します

◇Pボタン(Pan) 視点が垂直面上を前後左右に移動します

◇Tボタン(Turn) 視点の角度の変更

◇Rボタン(Roll) 画面中央を中心に視点が回転します

◇Gボタン(Goto) 物体をクリックすると、近づく

◇Sボタン(Study) 物体を回転させます

◇Zボタン(ZoomOut) 物体全体が見える位置まで、視点を引きます

◇Sボタン(Straighten up) 視点を水平に戻す

◇Rボタン(Restore) 視点を初期状態に戻す

●Cosmo Playerの場合も、VRMLビューワの画面の中に上記の各種ボタンが表示されています。

●BC Contact VRMLの場合は、右クリックすると、各種操作メニューが表示されます。下の画像は
[Graphic]で[Wireframe]を選択してみたところです。


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