インテーネット&PC120%活用:PC編

RS232Cでシリアル通信させる

2000年以降発売されたPCではプリンタ用のパラレルポートやRS232C用のシリアルポートが
ない機種が多くなり、Windows XP以降のPCでは基本的にシリアル通信ポートがない。
しかし、今でもRS232Cでシリアル通信をやりたいというニーズはあり、そんなときには
USBシリアル変換ケーブルを使ってシリアル通信をする方法がある。
(USBシリアル変換ケーブルを使う方法はUSBシリアル変換ケーブルを参照。)

USBシリアル変換のケーブルはいろいろあるので参考まで。


LANなどなかった時代の古いPCとの通信用に個人的にはARVELのSRC06-USBを昔から使っている。
久しぶりにシリアル通信の必要があって自作の通信プログラム(Visual Basic製)を
立ち上げてみたところ、エラー発生。(シリアル通信プログラムはVBアプリ実例集(RS232Cシリアル通信)を参照)
ソースが残っていたので、久しぶりにVBの開発環境で動かしてみたところ
Com.port.open = true
のところでエラーが発生している。(実行時エラー8002とかいうのが出る)

Com portがopenできないらしい。
シリアル通信ポートがオープンできないのだが、デバイスマネージャを確認してみると、なんとポート(COMとLPT)が
存在しない。よくよく考えてみたら、このPCはHDDがクラッシュのため、HDD交換してリカバリーしていたので
USBシリアル変換のドライバが入ってないのだ。

そこで、SRC06-USBのドライバをインストールすることにした。
SRC06-USBドライバダウンロードから新しいドライバ(ver2.2.4.0)がダウンロードできるが、
これがなかなかインストールできない。かなり時間がかかってもドライバのインストールができないので
あきらめて、家中ひっくり返して買ったときについてきた古いバージョンのドライバインストール用のFDを
探し出してインストール。これもインストールにかなり時間がかかり、途中でイライラしてキャンセルしたり。
ドライバのインストールに2時間以上かかってしまった。



ようやくドライバはインストールできたものの、まだシリアル通信プログラムのエラーが出る。
このプログラム、シリアルポートはCOM1に決めうちで作成していたのだが、SRC06-USBドライバ
インストール直後はデフォルトではCOM5ポートをシリアル通信に使うように設定されているらしく
これをCOM1に変更する必要がある。(ここに使った写真はCOM1に変更後のものだが、最初は
COM5になっている。)

USB SErial Portを右クリックして[プロパティ]を選択。プロパティ画面が開いたら[詳細設定]をクリックする。



詳細設定画面が開くので、Comポート番号で[COM1]を選択し[OK]をクリック。

COMポートをCOM1に変更してようやくセッティング完了。


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