インターネット&PC120%活用:インターネット活用編
PERL と WEBサーバーソフトの入手
1 PERLとWebサーバーソフト
Perlを使ってCGIをやろうと思うなら、まずPerlとWebサーバーソフトのGetです。
(どの本にも書いてあることですが、自分のPCにローカルなWebサーバー環境を作って、
そこで、CGIプログラムの動作検証をしてから、プロバイダのサーバーにアップしましょう。)
Perlはいろんなとこから入手できるけれども、VECTORに、Jperl と ActivePerl が落ちています。
好きな方を拾ってきたらいいと思います。
Perlがあれば、PerlのプログラムのTESTはできます。
しかし、CGIのテストをしたいなら、WebサーバーソフトをGetして自分のPCをWebサーバーに
したてる必要があります。
Windows用のWebサーバーだと、有名どころは Apache と AnHTTPD
でしょうか。
それぞれ以下のサイトから入手できます。
Apacheの入手 AnHTTPDの入手
2 Apacheのインストール
Apacheはいくつかのバージョンが落ちてます。最近のはmsi
ファイルになっています。
古いバージョンのものは、自己解凍形式のexe
ファイルで落ちています。
たぶん、Windows95/98
の人はmsi
ファイルを解凍できないので、msiインストーラーをダウンロード
する必要があります。上記ページからダウンロード可です。
また、Windows95の人はWinsok2もインストールしておく必要があります。これも上記ページから
ダウンロードできます。
おじさんは、Windows95にWinsok2をインストールして使っていました。
(1) インストール
さて、Apacheをインストールです。msiファイルのバージョンのものを解凍してインストールすると、
途中で、Network Domain と Server Name を聞かれますが、どちらも、127.0.0.1
としておけばいいと
思います。
次にconfファイルの変更です。confフォルダにhttpd.conf というファイルがありますので、
これを編集します。TEXTファイルですから、メモ帳でもO.K.です。
232、233行目
変更前 |
変更後 |
#ServerName new.host.name |
#ServerName new.host.name
ServerName 127.0.0.1
|
127.0.0.1
というIPアドレスは自分自身のパソコンを指す特別なIPです。
250行目から
変更前 |
変更後 |
Options FollowSymLinks
AllowOverride None |
Options FollowSymLinks ExecCGI
AllowOverride None |
273行目
変更前 |
変更後 |
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews |
Options Indexes FollowSymLinks ExecCGI |
633行目
変更前 |
変更後 |
#AddHandler cgi-script.cgi |
AddHandler cgi-script.cgi |
ここはCGIプログラムの拡張子の設定です。CGIプログラムの拡張子を「.pl」にするのであれば
AddHandler cgi-script.pl として下さい。
(2) バージョン2.0.47のインストール
上記の(1)の記述はおそらく、バージョン1.3.Xの記述だったと思います。
2.0.47のhttpd.confファイルは少し長くなっていて上記の行数はもう少し後ろになるかと思います。
さらにこのバージョンでは、790行目辺りも以下のように変更して下さい。
変更前 |
変更後 |
#AddHandler send-as-is asis |
AddHandler send-as-is asis |
コメントアウト (#) を削除すると、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようになります。
というわけで、今回はこれにて終了。ここに記述した方法はものすごくものぐさな人向けの安易な
方法です。
自分のプロバイダの環境に合わせて近い形の開発環境を構築するなら、
「ApacheとActivePerlでパソコンをサーバに/Apache2.0.47の設定」
を参照すると、設定についてかなり詳しく説明されています。
ちなみに、PerlとAnHTTPDのインストールは簡単です。おそらく悩むところはないでしょう。
AnHTTPDのインストールと設定については、ローカルサーバ環境でCGIテスト(AnHTTPD)を
参照して下さい。
TopPage
|