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外部ディスプレイへの出力(ノートPCの液晶ディスプレイがいかれたら)

ノートPCの液晶ディスプレイってやつは消耗品で、5年もたつとぼちぼちいかれてくる。
おじさんの経験では、(他人のPCだが)ディスプレイに接続しているPCIバスがいかれて表示不能になったものや
ディスプレイ自体がいかれて見えなくなったものがあった。いずれも5年ほど使用したマシンである。

かくいう、おじさんのノートPCも7年目でディスプレイに走査線が見えて、まともに表示できない状態
になってしまった。SPEC的にはもう限界のマシンだが、まだしばらく使い続ける必要がある。
こいつを生かす方法は、HDDだけとりはずして他のDeskTopマシンに接続するとか、いくつか考えられるが、
一番てっとりばやい方法として、中古のディスプレイを調達してきて外部ディスプレイに表示させることにした。

1. 外部ディスプレイへの出力

外部ディスプレイへの出力は簡単です。
外部ディスプレイをPC(の外部ディスプレイ用のコネクタ)に、接続するだけです。
下図の通り




以下、多少のコメント、注意点追記しておきます。

(1) 外部ディスプレイ
えーと、外部ディスプレイも調達しなくてはなりませんが、注意点はPCが出力する水平走査周波数、
垂直周波数に、ディスプレイが対応しているかどうかです。ここ5年以内のディスプレイは対応周波数は
可変式(multisync)で、PC側に自動的にあわせるものがほとんどなので、心配ないと思います。
PC側の水平走査周波数は解像度によりますが、31.5KHz(640*480)〜65KHz(1280*1024)
というのが標準的なものです。ディスプレイはここ5年以内のものなら、だいたい31.5KHz〜65KHzは
カバーしているでしょう。高価なものなら90KHzくらいまでカバーしていると思います。
ただし、旧PC-98用のディスプレイ(相当古いものです)は、旧PC-98にあわせた固定の周波数対応
(640*400用 24.8KHz)になっているものが多いので、要注意です。(旧PC-98に使っていたディスプレイを
流用しようとすると、たぶんきちんと表示できないケースが多いでしょう。)
逆に言うと旧PC-98(おそらくPC-98MATE以前)はPC側出力が24.8KHzが標準なので、それ用のディスプレイを
使わないとダメ(こっちの方が探すの難しい)ということになるでしょう。

(2) 外部ディスプレイ接続用コネクタ
ノートPC(DOS/V)の外部ディスプレイ接続用コネクタは、ミニD-sub15ピンが標準です。
ただし、旧PC-98 や最近のPCは違う形状のコネクタになっているものがあるので、コネクタの形状も
確認して下さい。外部ディスプレイには埋め込みで接続ケーブルがついているものと、ディスプレイ用ケーブル
を外付けで接続するタイプがありますが、コネクタは通常(ミニ)D-sub15ピンになっています。
PC側と外部ディスプレイ側のコネクタの形状が違う場合は変換アダプタをかませて下さい。

DOS/Vで一般的なミニD-sub15ピンと、旧PC-98で一般的だったD-sub15ピンコネクタ(参考図)


(3) 外部ディスプレイへ出力
接続できたら、外部ディスプレイへ表示を切り替えるだけです。
たいていのPCの場合、「Fnキー」+「ファンクションキー」を押すだけで、表示が
「液晶ディスプレイ」 −−>「外部ディスプレイ+液晶ディスプレイ」 −−>「外部ディスプレイ」
と3段階で切り替わるはずです。

例えば、エプソン製Vividyでは、 「Fnキー」+「F9」で表示切替になります。
東芝DynaBookでは、「Fnキー」+「F5」です。
他のPCでもだいたい同様だと思いますが、マニュアルを確認して下さい。

ただし、WindowsMeモデルでは、外部ディスプレイへの出力切り替えは、ファンクションキーではなく
「コントロールパネル」−「画面」で設定するようになっているようです。

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