パソコン活用研究ラピュタへの道(アセンブラ、DOS、Windows、旧型PCの活用研究)


旧BASIC活用

旧BASICの活用について研究するページ

なんとか、旧BASICを活用する手だてはないものか。おじさんは旧BASICで作ったプログラムが結構あるぞ。
というわけで、この「旧パソコン活用研究」では、なんとか旧BASICで組んだプログラムをWindows上に
コンバートして使う方法についてとりあげていきたい思います。
旧BASICで組んだプログラム資産をWindowsで生かして使うには、大別すると(A)Windows上で使える
Basicにコンバートする、(B)Windows上で旧パソコンのエミュレーターを動かして、旧Basicプログラムを
そのまま動かす、の2通りがあります。自作のちょっとしたプログラムなら(A)の方法でも対応可能ですが、
市販のゲームやアプリケーションを動かすとなると(B)の方法を取らざるを得ないでしょう。
(B)の方法は、「PC2001活用研究」や「FM-7/8活用研究」でとりあげていきますので、参照して下さい。

1  昔のBASIC ・ OLD BASIC(旧BASIC)
BASICといっても、いろいろ方言がありますが、日本で主流であったのは、N88BASIC
とF-BASICでしょうか。
N88BASICには、さらにPC-98のスタンドアロンBASICシステム用のN88BASIC(86)(DISK)と
MS-DOS用のN88BASIC(DOS)があって、多少仕様が異なったようです。

ちなみに、おじさんの使った経験のあるのは
・N88BASIC(86)
・N20BASIC (PC2001というポケコン用のBASICで,まあN88BASICのサブセット)
・F-BASIC Ver1.0(FM-8用)
です。
これらは、行番号付の手続き型BASICと呼ばれるもので、使いやすく覚えやすかった反面、
プログラムを構造化しにくいということで、大きなプログラムを複数人で分割して作るという向き
には適さず、その点批判もありました。

2  Windows時代のBASICと旧BASICのコンバート
構造化と言う点では、構造化BASICと呼ばれたQuickBASIC(MS-DOSで使用)が登場し、
旧BASICの上記欠点はかなり改善されました。

WINDOWS時代になり、QuickBASICを更に進歩させたVisual Basicが登場し、Windows上では
BASICと言えばVisual BASICが主に使われるようになりました。Visual BASICは旧BASICと比べる
とかなり仕様が違います。旧BASICから移行するとかなりとまどうかもしれません。旧BASICの
プログラムのコンバートという点では、仕様がまったく違うので、実質いちからコードの書き直し
が必要となります。(基本的アルゴリズムはそのまま流用できますが) おじさんも旧BASICから
Visual BASIC にコンバートしたプログラムがいくつかありますので、実例をどこかで紹介したいと
思います。

また、旧BASICの系統では、Windows用に対応したBASIC/98F-Basic V6 などが市販されています。
おじさんは使用したことはありませんが、広告で見る限り旧BASICからのコンバートが容易という触れ込みです。
パソコン活用研究5番街/おじさんの得するお勧め情報」にBASIC/98, F-Basic V6 のオンライン販売への
リンクがありますので、購入希望の方はどうぞ。(最近は大型量販店でも在庫してないようですので)

また、DOS窓用になりますが、Windows95/98のCD-ROMにQBASICなるものが収録されています。
更にフリーソフトでは、N88互換BASIC for Win、十進BASIC といったBASICがありますし、他にもWindowsや
DOS窓で使えるいろいろなBASICがあります。Windows上で使えるBasicについては、「パソコン活用研究
5番街/はじめに(Basicの入手)
」にも記述がありますので参照して下さい。

おじさんは、旧BASICからのコンバートで、Visual BASICの他に N88互換BASIC for Win, QBASICを
使っています。 後者2つのBASICについて簡単に説明いたします。

(1) QBASIC
Windows95/98のCD-ROMにQBASICなるものが付録で収録されてます。
どうもこれは、QuickBASICのサブセット版のようです。MS-DOSプロンプト(DOS窓)、
MS-DOSモードで使うことになりますが、おじさんがためしてみたところ、結構
使えるBASICです。QuickBASICで組んだプログラムをおもちの方、一度試して
みる価値あると思います。スピードも結構速いし、Goodです。
旧BASICからのコンバートも比較的やりやすいと思います。
コンバート時の主な変更点は、
・行番号を削除する
・ジャンプ命令 (goto, gosub等)の行き先はラベルで指定する
・locate 文のx, y座標の指定を逆にする。 QBASICでは locate y, xとなる(これはやっかい)
等です。


(2) N88互換BASIC for Win
なんと、フリーソフトでWindowsで使えるN88BASICがあります。
名づけてN88互換BASIC for Win。 N88BASICでプログラムをくんでいた人!
さっそく、ダウンロードしてコンバートしてみてください。一部サポートしてない命令や、
仕様の異なる命令もありますが、なかなか使いやすいBASICです。

N88BASICとはPC98で使われたBASICです。これにも、いくつかのヴァージョンがありますが、なんとWindows
でN88BASICが復活しました。それもフリーソフトで。名づけてN88互換BASIC for win。おじさんも、その昔、
これらの手続き型BASICでたくさんのプログラムをくみましたので、なつかしさのあまり、いくつかのプログラムを
コンバートしてしまいました。いくつか、紹介しますので、ダウンロードして遊んでみて下さい。

なお、N88互換BASICの著者は潮田 康夫 氏(Nifty:HCB02164)です。下記のサイトからダウンロード
できます。また、NiftyのFGALAPのライブラリーにもアップされてます。
N88互換BASICについて


Visual BASIC およびBASIC
(QBASIC,N88互換BASIC を含む)については、「パソコン5番街/BASIC」
のページでとりあげていますので参考にして下さい。また、BASIC関連のサイトについて
も「パソコン5番街/リンク集」を参考にして下さい。

 

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