Windowオブジェクト その3 ダイアログの表示
windowオブジェクトのメソッドとして、ユーザーとのデータのやり取りをするためのダイアログを開く
alert, confirm, promptというメソッドがあります。
これらのダイアログを表示する命令も、普段意識していないと思いますがwindowsのメソッドのひとつです。
alert("メッセージ");
警告ダイアログを表示します。
confirm("メッセージ");
「OK」と 「キャンセル」のある確認用のダイアログを表示します。
「OK」をクリックすると、戻り値としてtrueを返し、「キャンセル」をクリックするとfalseを返します。
【使用例】 r = confirm("これで終了しますが、いいですか");
prompt("メッセージ","デフォルト入力文字");
入力ダイアログを表示します。
戻り値として、入力された文字列を返します。
【使用例】 name=prompt("お名前?","");
これらの3つのダイアログを使った実例が、ダイアログボックスの表示にあります。
そこのJavaScriptは以下のようです。動作は以下の通りなので確認してみて下さい。
[prompt]というボタンをクリックすると、関数openpromptを呼び出し名前の入力を促します。
[confirm]というボタンをクリックすると、関数openconfirmを呼び出し、名前の確認をします。
「OK」をクリックすると、openalert関数を呼び出し、名前を表示します。「キャンセル」をクリックすると、
openprompt関数を呼び出し、名前の入力を促します。
[alert]というボタンをクリックすると、openalert関数を呼び出し、名前を表示します。
var name="名無しの権兵衛"; function openprompt() { name=prompt("お名前?",""); } function openconfirm() { r=confirm("あなたの名前は"+name+"ですか"); if (r == false) {openprompt()} else {openalert()} } function openalert() { alert("あなたの名前は"+name+"です"); } |
今回は簡単なので、上記のscriptが何をしているかすぐにおわかりになるでしょう