インターネット&PC120%活用:インターネット活用編

JavaScript主要ステートメント

JavaScriptの主要ステートメントについて概説します。
ほとんどC言語と同じなので、Cプログラマーにはなじみやすいでしょう。

1  コメント
コメントは、/* と*/の間に記述します。以下のように記述します。
/* comment */

2 条件分岐 If
If文はC言語と同じです。書式は以下の通り。

if (式1) {実行プログラム }
else {実行プログラム }


式1には記述する条件演算子もC言語と同じです。
a > b  
a > b
a >= b
a <= b
a == b  aはbと等しい。(Basicでは a = b なのでBasicプログラマは要注意)
a != b  aとbは等しくない。(Basicでは通常 a <> b と記述しますので、Basicプログラマは要注意)

参考例は
サンプルプログラムを参照して下さい。

3 Forループ
For文はC言語と同じです。書式は以下の通りです。

for (式1; 式2; 式3; ) {
   実行プログラム
             }
式1:初期値
式2:繰り返し条件
式3:1回のループが終わると実行する処理(通常はカウントアップに使う)

以下の例は10回 「Hello」と表示します。
var i;
for (i=0;i<10;i++){
document.write("Hello<br>");
}


4 Whileループ
これもC言語と同じです。書式は以下の通り。

while (式1) {
実行プログラム
}

式1の条件が真の間ループします。

以下の例は10回「Hello」と表示します。
var i;
while (i<10) {
document.write("Hello<br>");
i++; }


 Continue、Break
Continue文、Break文もC言語と同じです。
参考例は
サンプルプログラムを見て下さい。

(1) Continue
Whileループ中では、Continue文があると、以降の実行プログラムを実行せず、Whileの(式1)に戻って
ループを再開します。
Forループ中では、Continue文があると、以降の実行プログラムを実行せず、Forの(式3)からループが
再開されます。
通常は、If文とともに使われます。

(2) Break
Forループ、WhileループいずれでもBreak文によって、ループから抜け出します。


6 
サンプルプログラム
If、 For、 While、 Break、 Continueを使ったサンプルプログラムです。
実行例は
loop.htmを見て下さい。

(1) Forループの中のBreak
Forループで、(式2:繰り返し条件)を記述しないと、無限ループになります。
無限ループ中である条件の場合のみ、ループから抜け出させるような場合にBreakを使ったり
します。
以下の例はあまり意味ある使い方ではありませんが、無限ループで5回「Hello」を表示すると
ループを抜ける例です。

var i;
for(i=0;;i++){
if (i>4) {break;}
document.write("hello<br>");
}

(2) Whileループ中のBreak
Whileループで、While(1) と記述するとこれも無限ループになります。(これは、繰り返しの条件式が
1(=true) すなわち常に真になっているからです。)
この場合も、ある条件が成立した場合のみ、ループから抜けるのにBreakを使ったりします。
以下の例も5回「Hello」を表意したら、無限ループから抜けます。

var i=0;
while(1){
if (i>4) {break;}
document.write("hello<br>");
i++;
}

(3) Continue
以下の例は、5回めはContinue以下の処理を飛ばして、ループの最初に戻すプログラムです。
従って、5回目の「5 Hello」は表示されません。

var i;
for(i=1;i<10;i++){
if (i==5) {continue;}
document.write(" "+i+" hello<br>");
}

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