インターネット&PC120%活用:インターネット活用編

FTPソフトの基本的な使い方

自分のパソコン上でホームページが出来上がったら、あとはプロバイダのホスト(サーバー)にアップロード
するだけです。プロバイダから、ホスト名や、ホスト初期フォルダについての情報をもらっているはずですから、
あとは、FTPソフトにそれらを設定してやるだけです。難しいことはありません。

いろんなFTPソフトがありますが、とりあえずFFFTP(作者:曽田さん。作者HP: SOTA)を例にとりあげてみます。

1 ホストの設定
(1) FFFTPを起動してメニューバーの「接続」から「接続」を選択すると、、「ホスト一覧」という画面がでます。



(ホスト一覧) <−下のはおじさんのFFFTPなので既に多くのホストを登録してます。初めての場合は
             まっさらです


この「ホスト一覧」画面で「新規ホスト」
をクリックして下さい。すると、以下のような「ホスト設定」画面がでます。

(2) ホスト設定
  
ホストの設定名は、何でもOKです。単にあなたが識別するための名前ですから、わかりやすい名前を
テキトーにつけて下さい。

ホスト名は、プロバイダによっては、サーバー名、FTPサーバー、FTP、などと呼ばれているものです。
ユーザー名は、ユーザーID、ユーザーアカウント、FTPアカウント、市民ID(ジオシティ)などと呼ばれているもの
です。
パスワードはパスワードですね。
ローカルの初期フォルダは、あなたのパソコン上で、あなたの作制したホームページを置いてあるフォルダ
を指定します。
ホストの初期フォルダは、プロバイダからどう設定するか、通知がきているはずですので、それを設定して
下さい。ただし、ジオシティのように設定なし(空欄)のプロバイダもあります。

(3) 以上で基本的な設定は完了しました。


2 アップロードする

(1) 「ホスト一覧」画面でホストを選択し「接続」をクリックして下さい。
接続が完了したら、その旨FFFTPのメッセージ(250 CWD command successful とでたら成功)がでます。
左側にあなたのPCのローカルフォルダ、右側にホスト(サーバ)のフォルダが表示されます。

一番簡単なアップロードはミラーリングアップロードです。。ミラーリングアップロードをすると、あなたの
パソコン上(ローカル)とホスト上(サーバー)のファイルを比較して、ホスト上のファイルがローカル上と
同じになるように、自動的にFFFTPが判断してアップロードしてくれます。簡単ですね。
では、まず「ミラーリングアップロード」を選択して下さい。
「コマンド」から「ミラーリングアップロード」を選択してもいいし、アイコン(緑と赤の上向きの矢印)をクリック
しても結構です。



(2)「ミラーリングアップロード」というウィンドウが開きますので、「処理内容表示」をクリックして下さい。
(「開始」をクリックすると、すぐにソフトがミラーリングアップロードの自動処理を始めますが、いちおう
毎回処理内容表示させたほうがいいでしょう)



(3)処理のリストが表示されますので、アップロードしたくないファイルがあれば、そのファイルを選択
して「一覧から削除」で、アップロードリストから削除します。
(ホームページビルダーなどは、ファイルを更新すると古いファイルを.htm_として残しますので、これらは
削除すればいいでしょう。)



最後に「実行」をクリックすれば、アップロード完了です。
ということで、あなたのホームページがプロバイダのホスト上にアップされたはずです。


3 デフォルト設定ではうまく接続できないとき
デフォルト設定のままではうまく接続できない時もあります。

ディレクトリ情報を取得するのに、NListコマンドでうまくいかない場合はLISTコマンドを使ってみます。

また、PASVモード(パッシブモード)でないと接続が許可されないケースもあります。

HDD故障:リカバリ、FTPソフトの設定」にLISTコマンド、PASVモード、その他書いてますのでご参照下さい。


4 FTPソフトのセキュリティホール
非常に使いやすくポピュラーなFTPソフトであるFFFTPですが、Ver1.98a および ver1.98c以前の
バージョンに見つかっている脆弱性(意図しない実行ファイルを実行してしまう)が報告されています。
FFFTPに関するセキュリティ
最新バージョンをお使い下さい。(2022年5月時点ではver5.6が出ています)



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