信長の野望シリーズ紹介
個人的には、多くのゲームの中で一番はまったのは、「信長の野望」シリーズです。「三国志」も結構やりましたし、三国志ならではの面白いしかけ(火攻めとか、落とし穴とか)は結構楽しめましたが、「信長の野望」のほうが総合点ではまった感じです。 というわけで、「信長の野望」シリーズの紹介と攻略のページをスタートさせました。まずは全シリーズの紹介をしてみます。 信長の野望シリーズは、発売以来 ◆信長の野望 ◆全国版 ◆戦国群雄伝 ◆武将風雲録 ◆覇王伝 ◆天翔記 ◆将星録 ◆烈風伝 ◆嵐世記 ◆蒼天録 ◆天下創生 と多くのシリーズを生み出してきました。 おじさんは、学生時代に富士通FM-8用の”全国版”で遊んで以来、ほとんどのシリーズで遊んできました。徹夜でゲームして会社に行き、今日こそはゲームやらないで早く寝るぞと心に誓いながら、帰宅すると目がらんらんと光ってまた徹夜する、という生活を何度送ったことか(体力のある若い頃の話ですよ。30代後半以降はとても無理)。 各シリーズとも、それぞれ特色が異なり、人によって各シリーズの好き嫌いが分かれています。おじさんも、独断と偏見で各シリーズいついて講評(&攻略法)してみたいと思います。 おじさんのイチオシは嵐世記 好みが激しく分かれたシリーズだと思います。リアルタイム戦闘が嫌われて、どとらかというと評価の悪いシリーズのようです。しかし、おじさんは割りと好きです。リアルタイム戦闘は慣れないと難しく、最初アタマにきますが、慣れてくるとドキドキして面白いです。武将の動かし方をしくじると、こちらが有利でも形勢逆転されることもあり、戦闘自体を楽しむという点では、シリーズの中でもトップの面白さでしょう(その分面倒ですが)。また、こちらが強大になると、他のシリーズでは戦闘時に優劣がはっきりしすぎて、戦闘自体つまらなくなりますが、その点嵐世紀は多少ともましです。 各国に大名家以外の勢力として、国人衆や自社勢力がある点もゲームを複雑にして面白くしています。勢力を敵に回すと、結構戦闘で敗北することも多く、ゲーム中盤以降退屈になるシリーズが多い中、ゲーム中盤以降のゲームバランスも比較的よくとれています。 内政、軍事、外交コマンドですが、軍団制をとっており、命令は軍団単位になります。多くても軍団は5,6くらいまでになりますので、ゲーム中盤以降、多くの国を支配した時点でも、ゲーム進行はあまり面倒ではありません。 登場武将も1400を超え、その他諸勢力も登場し、ゲームの多様性も非常にいいです。コンピューター大名の強さもまずまずです。 以下、各シリーズの特長を概括してみます。 信長の野望(初代) プレイヤーが担当できるのは”信長”だけ。いわゆる武将はなく、ひとつの国には部隊が5個あった。第一部隊がいわゆる大名部隊で、これを撃滅すると勝利になった。部隊の訓練度が戦闘において強さを決める重要なパラメーターで、訓練度100(MAX)の部隊は、訓練度50くらいの部隊に対して、兵数が1/3くらいでも圧勝できた。結構バグに近い裏技がいくつもあり、兵数を1にして訓練すると、1回で訓練度が100になり、その後兵数を増やしても訓練度は変化しないため、わざと兵を解雇して1に減らして訓練度を100にしてから、兵数を増やす裏技が有効であった。 この裏技はその後のシリーズ(群雄伝くらいかな)から改善され、兵士を増加させると訓練度や武装度はその増加割合に応じて低下するようになった(ま、これが当然ですが) 全国版 信長の野望(初代)が17カ国だけであったのに対し、九州から北海道(蝦夷)までカバーされ、プレーヤーは全ての国でプレイできるようになりました。 一国の部隊が5部隊なのは初代と同じで、結構いろんな裏技が健在でした。 例えば、有名な裏技で以下のようなものがありました。 ・年貢率1%で民忠誠アップ −>その後年貢率をあげても民忠誠は下がらない ・第一部隊の編成率を1%にした状態で全軍で他国を奪い、自国は空にする。−>他国に わざと攻めさえて国を奪わせる −>第一部隊の編成率が1%のままなので、簡単に奪い 返すことができる。 戦国群雄伝 このシリーズから、武将が400人登場し、現在のシリーズの原型が出来上がりました。 武将には能力値が与えられ、格段にゲームは面白くなりました。しかし、全国の1/5くらいを制覇すると、あとはゲームはイージーになり割りと惰性で進んでいくというシュミレーションゲーム特有のゲームバランスはそのままで、後半だんだんつまらなくなる点はそのままです。 武将風雲録 戦国群雄伝の発展系ですが、茶会(茶器)が登場したり、開発で技術力が上がると鉄砲、鉄甲船が作れるようになるなど、文化的な要素も加えられゲームの楽しみ方が多様化しました。茶会ではたまに、茶人が謀反をおこしそうな武将についてコメントしたりなど、総合的にみてゲームバランスもよく練られてはまるゲームに仕上がっています。おじさんがはまったシリーズのうちのひとつです。 覇王伝 国の中に複数の城ができ、国取りから城取りになりました。論功行賞が複雑になり、知行制が採用されるなど、現実の戦国時代に忠実になってきました。また戦闘でも、部隊の向きの概念が取り入れられ、横や背面からの攻撃が正面攻撃より有効になるなど、戦闘面でのリアルさもかなり向上しました。 |
それ以降のシリーズは、Windows版があります。(これ以前のものもリメイク版などが出ているようですが)